新着情報
河川油流出事故事例
流出油防除資材
流出油事故対策
取得済み特許
関連書籍
関連リンク
会社案内
トップページ
お問い合わせ・資料請求
会社案内

■ 会社特許
平成6年の才乙川A重油1万L流出事故時に河川の油分を除去するために急遽考案、実施した方法です。

 発明の名称  「河川における油流出事故に対する油濾過吸着方法及び装置」
 特許番号  特許第2742883号
 特許認定年月日  平成10年2月6日
 特許権者  広島県山県郡加計町3472 猪原恒男

■開発の経緯

才乙川川底に停滞、含侵した油分を、高圧水洗浄、人海戦術により除去するに当たって、流水中の油分を吸着、除去する方法を検討。浮遊油分に比べ、水中混濁状態の油分濃度は極めて薄く、また、流水速度も速いため、通常のオイルフェンス、マットによる除去は困難と考えられた。

そこで、微量油分吸着用に開発されたタフネルオイルブロッターBL−A(三井石油化学工業(株))を使い河川全体をフィルターに通す方法を開発、実行した。

■使用方法

防埖スクリーン(10鉄棒10cm)、表面(化繊ヤシ殻フィルター)、鋼材油分吸着濾過器(1m巾物)、鋼材油分吸着濾過器内フィルター(20cm厚)、ふとん篭、以上を河川へ3列に並列する。
フィルター内部にタフネルオイルブロッターを充満させ、そこに流水を透過させ油分を濾過させる。上流から高圧をかけたホースで川底、川岸に水をかけ、たまっていた油を下流へ流す、それを布団篭で流れを遅くしてからフィルターで濾過する。